取り組んだ内容

【取組(1)】
Ⅳ.働きがいの向上
1 キャリア形成支援
正規・非正規を問わずすべての職員のキャリア形成支援(研修等に関する情報提供や研修等への職員参加の支援、子育て等と両立しながらの勤務の継続に関する相談窓口の設置や情報提供等)が実施されている

取り組みのきっかけ、背景、取り組み前の問題点

・日本の人口は今後も減少していくことが予想されており、クリニックを経営するにあたっては、患者に選ばれる病院になることが必要である。
・医療はどの地域で受診しても患者が支払う医療費は原則同一価格である。価格競争がないため、医療接遇や職員への教育に投資するとことが選ばれる病院になると考えている。
・また理事長には、職員に「自身で選択できる人生を歩んでほしい」、「他人から必要とされる人生を歩んでほしい」という理念がある。
・「教育」から人が集まる日本一のモデルクリニックをビジョンを掲げたクリニックを運営している。

取り組み対象

  • 取り組み対象
    コメディカル,看護職,事務職
  • 取り組みの中心部署・人物
    院長
  • 取り組み詳細
    ①クリニックの理念を制定し明文化した:ミッション(使命)、将来像(ビジョン)、価値観(バリュー)、モットー(方針)を制定し、クリニックの理念として全職員に共有できているため、共感し協力し合える体制が構築されている。
    ②教育と発信を通し理念の浸透させた
    教育:理念を浸透させるために職員が自ら学ぶ風土を醸成した。また、職員が学んだことを他の職員にも共有することで職員間で成長できる環境となっている。
    発信:クリニックの理念を具体的に実現させるために、職員がどのように行動するかを考え朝礼で発表・発信している。
    ③理念を理解した職員が自ら行動しボトムアップで提案をし続ける環境:職員が理念を理解しているからこそクリニックをより良い職場にするために、現場を一番把握している職員自らが行動し、理事長に対し提案できている。

実施後の成果

Ⅴ.その他_成果
病棟看護師が夜間の外来に対応できる
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☑事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 「ホワイト企業大賞」や「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」などで企業として評価されている。
Ⅲ.働きやすさ確保のための環境整備_成果
4 人材の定着化 成果
退職者数(定年退職者を除く)が減っている
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☑事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 2019年以降正社員の離職者が0人
Ⅳ.働きがいの向上_成果
1 キャリア形成支援 成果
組織が期待するような職員のキャリア形成(職員の業務遂行能力の向上、期待どおり又は期待以上の能力の発揮等)が実現されている
成果の出た対象 ☑医師,☑コメディカル,☑看護職,☑事務職
成果に影響を与えた取り組み 【取組(1)】
成果指標 多岐にわたる複数の専門医を抱えるが、個々の医師の強みをしっかりと把握し、患者さんが一番満足できるオペレーションを構築している。

これまでの取り組み成果に対する院内の声・反応

・職員は考えながら業務を進めるので、少しずつ業務改善がされている。
・教育を通し当院の理念が職員に浸透している。職員全員が同じベクトルを向いて仕事ができている。

今後の課題等について

・個々の人生において大事にしていることが、クリニックの理念とどのようにマッチしているかの理解
・新卒者への教育(新規構築)
・常勤から非常勤への理念浸透教育体制の構築

取り組み・提案者概要

取組者
病院単体での取組
法人名
医療法人社団勝榮会
病院名
いりたに内科クリニック
法人(病院)の開設主体
医療法人
所在地
東京都杉並区和泉4-51-6フォンティーヌ杉並1階
主たる医療機能の特徴
急性期機能
一般病床
病床数:
 
入院基本料:
療養病床
病床数:
 
入院基本料:
結核病床
病床数:
 
入院基本料:
精神病床
病床数:
 
入院基本料:
その他病床
病床名:
 
病床数:
 
入院基本料:
一日あたりの平均外来患者数
120人(令和4年度数値)
一日あたりの平均在院患者数
人(年度数値)
一般病棟の平均在院日数
日(年度数値)
病床稼働率
%(年度数値)
職員総数
35人(令和4年度数値)
医師
6人
看護職
5人
医師事務作業補助者
0人
看護補助者
0人
医師の交代制勤務の有無
なし
看護師の交代勤務の状況
オンコール体制
勤務環境改善についての表彰・認定等について
ホワイト企業大賞受賞(2020年度特別賞、2021年度特別賞)
日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞(2021年度実行委員会特別賞)